「ワンちゃんのシニア期対策」の勉強会に参加しました

「ペットの老化を早め、痴呆を促してしまうもの」

というブログを先日アップしたばかりですが

今日は「ワンちゃんのシニア期対策」という

勉強会に参加してきました

 

すでに終わっていますが、チラシはこちらです

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こちら、講師は

在宅往診とケアを専門にされている「にくきゅう」の立石先生

鹿肉を使ったペット職を販売されているシカデリカさんです

 

とてもとても学びが多く

すべてお伝えしたくなるほどですが

わたしがお二人それぞれのお話より大切だな

と感じたことをそれぞれ一つづつ

共有させていただこうと思います

 

まず立石先生のお話では

飼い主の心構えのお話しが印象に残りました

その中でも、ヒトの方がペットに近づいていく

ペットは飼い主さんをよく見ていますよ

というアドバイスが、大切だなと感じました

 

ペットが高齢期になると、飼い主さんはその変化にとまどい

良かれて思って、いろんなことを先回りしたり

情報にも振り回されがちです

でも、高齢といっても、その状態や症状は

ワンちゃん毎に異なります

 

そこで飼い主さんがひとりで悩まず

世話を面倒がらず

ペットの生活の質を第一に考えるようにしたい

というお話しは、ヒトの介護や世話にも通じる

大切なメッセージだと感じました

 

一方、シカデリカさんからのお話しで

ためになったのは、ペットの食への考え方です

 

お恥ずかしながら、わたしも

イヌは雑食もOKな肉食であること

ネコは真性、つまり肉食オンリーが基本の動物であることを

今回始めて知りました

 

また、肉は6~7割が水分であるため

特にネコにとっては、肉食それ自体が

水分補給の貴重な機会になっているのですね

 

ちなみイヌは雑食なので食べ物は基本なんでもOK

ご飯を、肉半分(2分の1)

残りの半分を、野菜と雑穀で4分の1づつ提供すると

よいバランスになるのだそうですよ

 

シカデリカさんのお話は

そうした実態をオドロオドロしくなく

飼い主さんを怖がらせるのでもなく

丁寧に、ご自身の体験も踏まえて説明をして下さり

とてもとても勉強になりました

 

こうしたことを知るだけでも

高齢を迎えたペットとの過ごし方

そして生活の質(QOL)が向上します

またこの時期を、飼い主さんが

ペットとどのように関わり過ごすかは

その後のペットロスのケアのためにも

とても大事です

 

 

今回はかなりはしょってお伝えしていますので

機会があれば飼い主のみなさんにも

お二人のお話を聞いていただけたらと思います

それぞれの方々のサイトは以下になります

お時間のある時に、ぜひ、チェックされてみて下さい


『にくきゅう』さん
埼玉県鶴ヶ島市を中心に、在宅診療とケアを提供されています

11299.jp

 

『シカデリカ』さん
地元で摂れた鹿肉を使われているそうです
鹿肉ジャーキー、ヒトが食べても、美味しかったです

SHIKADELICA

 

by 管理人